【 TOYOTA TACOMA 】

日本未発売モデル【北米トヨタ発】

北米トヨタ発の初代 “TACOMA”(タコマ)が入荷しております。

ご存じの通り、タコマは国内では正規販売されていない大変希少なモデルです。

国内向けにされていたハイラックススポーツピックアップとは兄弟車という関係にありながら異なるデザイン・性能を持っており、さらには左ハンドルというプレミアム感のあるピックアップトラックとなっています。

先代のハイラックスまでは、商用向けのビジネスユースがメインでしたが、レジャーなどの遊びを目的としたパーソナルユースをターゲットにシフトさせたモデルがこの “タコマ” といえるのではないでしょうか。

国内向けのハイラックススポーツピックアップと北米向けタコマの違いをひとつ挙げるとするならば、エンジン構成に大きな違いがあります。

ハイラックススポーツピックアップは、直4 2.0ℓ(1RZ-E型) / 2.7ℓ(3RZ-FE型) / 3.0ℓ(5L型)に対し、タコマは直4 2.7ℓ(3RZ-FE型) / V6 3.4ℓ(5VZ-FE型)というラインナップです。

ちなみに今回、当店に入庫したタコマは V6 3.4ℓ(5VZ-FE) 搭載モデルとなっております。

大排気量エンジンは消えつつある

ダウンサイジングターボや電動化が世界中の自動車メーカーにおけるトレンドとなっている現在において、大排気量エンジンが消えつつあるのは世界的な傾向です。

大排気量エンジンは、パーツ点数も多く当然ながら生産コストも高く逆風が吹いている今の時代では生き残っていくのは難しいでしょう。

さらには、一部のユーザー層においては大排気量エンジンは自慢できる存在ではなく、むしろ環境意識が低く見えるという点でも避けるべきものというスタンスです。

電動自動車のほうがインテリジェンスと感じているユーザーは確実に増えてきています。

しかし、大排気量エンジンにはダウンサイジングターボでは味わえない余裕があります。

停止時からスーっと発進していくような日常的な領域において大排気量は明らかに力の差を感じさせてくれます。

吹き上がりもスムースで排気量を感じさせずに高回転まで上昇していく気持ち良さがあるのです。

国内での1ナンバー車(普通貨物)の自動車税は、排気量によっての自動車税の区分分けではなく積載量での区分分けなので、3ナンバー車(普通車)より経済的な負担も少なく維持する事が可能となっています。

もし機会があれば、このような大排気量のエンジンだけが持つ魅力を味わって欲しいと思います。

オーバーランドという旅のスタイル

昨年頃から国内でも注目されているのが『 オーバーランド 』というスタイル。

まさにタコマはオーバーランドスタイルの代表格的存在のクルマでもあります。

国土の大きなアメリカなどを発祥とするカルチャーがあり、”キャンプをしながら大陸をクルマで横断する”という男なら誰しもが一度は憧れるまさに夢のライフスタイル。

飲料水・食料・テントなど積み込み果てしない壮大な陸路を旅するのです。

ノーマルから2~3インチのリフトアップしてひとまわり大きなタイヤを履かせることも可能となります。

悪路なシーンでの走行が想定されるオーバーランドスタイルでは、タフで無骨な雰囲気のある欠かせないカスタムです。

T-AK1 FORGED OFF-ROAD WHEEL

TITAN7 鍛造ホイールブランド

そして今回装着したこちらのホイールは、U.S.A カリフォルニア州にオフィスを構える新進気鋭の鍛造ホイールブランド “TITAN7″(タイタン7) をセレクト。

https://titan-7.com/

TITAN7″(タイタン7) AK-1のマッドな色合いのマシーンブラックがより男らしさのある泥臭いイメージを駆り立ててくれます。

見た目だけでなく鍛造で製造されていて精度が高く強度もあるため、厚みを薄くすることによりデザインの自由度も高く軽量化できるという大きな利点もあります。

このホイールの軽量化によって、ハンドリング性能・タイヤのグリップ性能も向上し、走行時のフィーリングがダイレクトに体感できるほどです。

そしてオフロードでの走行を想定して設計されたの4×4タイヤの定番 BFグッドリッチ Mud-Terrain T/A KM2 を装着。

タイヤサイズは純正サイズよりひと回り大きいLT265/70R17をセレクトしております。

ここで注意が必要なのがタイヤとボディの干渉です。

過去にタイヤ幅を大きくしただけで干渉してしまった苦い経験がありますのでここはシビアです。

BFグッドリッチのMudシリーズは、タイヤのサイドウォールやショルダー部がゴツゴツしていて厚みがあるため、外側にタイヤが張り出します。

まずはハンドルを左右に全開に切った状態でフロント・リアどちらとも干渉していないか確認します。

また一方でサスペンション上部のアーム部とタイヤのショルダー部のクリアランスの確保も必要です。

タコマの魅力である独特の雰囲気を引き立てながらノーマルをベースにシンプルに仕上げた1台となっております。

販売の詳細ページにつきましては下記のGOO-NETからご覧いただけます。

https://www.goo-net.com/php/search/spread.php?goo_car_id=700100253830210804001&area_cd=17